無題
文章を書くのが下手になった気がする。
別に昔から文章を書くこと自体下手でも得意でもなかったのだが、最近は言語化する能力が衰えたというか、考えていることをうまく言葉にできず筆が止まる瞬間が増えた。
他人に書いて見せるほどの生活を送っていないからではないか、と卑屈に捉えることもできるが…。
大学生時代は今よりも陰鬱な日々を送っていたけれども、知に触れる機会が多かったからか話題には事欠かなかった。
つまらない労働に終始していると、発想まで乏しくなってしまうように思う。
毎日同じことの繰り返し。
所詮、アルバイトなんかそんなものだ。
決められた業務を確実にこなすことだけが重要で、イレギュラーな事態はなるべく起こさない。
無難にその日を終えることが最善なのだから。
そんな日々が長く続けば、つまらない人間になるのも当然と言えば当然なのかもしれない。
…いや、ただの詭弁だ。
些末な労働に終始した人生を送ることと、良い文章を書けなくなることに論理的な連関は何もない。
ただただわたし自身がつまらなくなってしまっただけだ。
何を伝えたいのかよく分からない文章になってしまった。
なんかもう疲れたので、これで終わり。